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JuventusとCapitanoを愛しています。銀座の映画会社で働く40歳のチンドン屋です。 サッポロ黒ラベルとウイスキーで幸せ。クラシックギター歴10年エレキは25年。L.Aメタル華やかりしき頃、4年L.Aに住んでました。

2013年2月24日日曜日

ジェニファー・ローレンス可愛いですねオッチャンメロメロ


『世界にひとつのプレイブック』

ブラッドリー・クーパーのうなじは妙な形をしている。
母親の車にクリス・タッカーが乗り込み車を停めたままお喋りをしていると
真後ろに迫るトラックがリアウィンドウに映り
良いタイミングでクラクションが鳴る。
クリス・タッカーを画面から物理的に消してみせる。
映画が始まっているぞ、という気分になる。これは悪くないと確信する。

ブラッドリー・クーパーの家が中々良い。
屋根裏部屋のような彼の部屋で放り投げられたヘミングウェイが
小窓から飛び出すところをアオリで撮っていてこれが可笑しい。
可笑しい、ということを生理的にわかっている画。
庭の芝生に落ちる本。
これはジェニファー・ローレンスが
蝿の王と新聞を芝生に放り投げるシークエンスで繰り返される。
ベッドに倒れこんだブラッドリー・クーパーが本を落とすシーンもあった。
この映画のタイトルと関係する演出なのだろうか。

ゴミ袋を被って走るブラッドリー・クーパーの後ろに前に「ふい」に飛び出してくる
ジェニファー・ローレンスが素晴らしい。
これらは、初デート、奥の離れから歩いてくるのを見せる演出も活かしている。


シリアルを頼み、紅茶を頼み、なんで紅茶、シリアルにあわせたのよ、
なんでシリアル、デートじゃないから、デートよ、シリアルを食べるジェニファーという
良い調子で始まるダイナーの2人、その会話の切り替えしをしつこくやっているところ良いです。
ダイナーの前のスロープも上手く使っている。
ダイナーの前のスロープで色々やっているというアメリカ映画は好きです。

サインを読んで、というフレーズから手紙を書いたのが誰かに気がつくところ、
振り返るブラッドリー・クーパーのクロースアップは下品になる直前で堪えている。

ダンスの採点は左端のオバチャンがずっと辛い点をつけている。
これは勿論演出であり当然最後はオバチャンが良い点を点けるのだろうと
思ってみているとやはり5.4点を点ける。

会場を去るジェニファー・ローレンスを捉えた俯瞰ショットは
走るジェニファー・ローレンス、追いかけるブラッドリー・クーパーという
はじまりと逆の展開を予感させそのとおりに進む。上手です。

キスする2人から急速にトラックバックするカメラ。
なんだこれは。何故か遥かなる大地の魂急上昇シーンを思い出した。
ドキッとしたなあなんだっけこのカンジ。
ライトアップされた夜の町が雨に濡れたように光っていて良かったね。

このカメラマンは上手いですね、と思って調べてみたら
影響された撮影監督にエマニュエル・ルベツキを挙げていた。

というわけで久しぶりに良い気分で映画館を後にしました。
ジェニファー可愛いよジェニファー。






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